シャルクモン編~時計職人達の時間④~
2015/04/06
前回に続き、ミッシェルエルブラン見学の様子です。
ピエール社長が進行工程を一つずつ、丁寧に説明してくれました。
今までに作成された部品が保管され、修理、オーバーホールに対応できるようになっています。
その数は膨大で部屋の中に納まりきらず、屋根裏にまで続くとか。
ベンジャミン氏の専用ルーム。広々としていて素敵。
さすが世界を飛び回る男、ベンジャミンらしい部屋です。
会議中にそっと…失礼しました。
この日は二日後に迫った「バーゼルワールド」の為に、社内は大忙し。
ウォッチ撮影機材。
しっかりとした撮影スタジオになっており驚きました。
社内の壁面にはデザイン画がディスプレイされていました。
パリのサントノーレもそうですが、さりげなくお洒落なんですよね。
※明度が暗く見えづらくて申し訳ありません。
「神は細部に宿る」といいますが、本当にそうです。
美しさを追及し、試行錯誤し、イメージを形にし、磨き上げ、作り上げ、「腕時計」として世界に送り出す。
人の思いと技術があってこそ生み出せるウォッチ。
私は常々「時計は時間を刻むものではなく、人生を刻むもの」だと考えておりますが、ミッシェル・エルブランは大切な人生を刻むにふさわしいブランドであると、改めて今回の視察を通して強く感じました。
さて、以上にてミッシェルエルブラン視察・シャルクモン編終了でございます。
つぎの更新からは第二部:バーゼルワールド編となります!!
お楽しみに(^^)/