今回もスイス紀行の続きとなります(^_^)/
2016.3.16
スイス二日目はそのままラ・ショード・フォンに向かう予定でしたが、日程を変更して首都ベルンに向かうことに。
早朝、チューリヒを出て、ベルンへ向かいます。
雪が舞う中、電車は高速で進んでいきます。
チューリヒから一時間ほどでスイスの首都ベルンに到着です。
やはり寒い(*_*)
急いでダウンベストを取り出し着込みます。
まだ午前九時前ですので駅から出ると人通りも少なかったです。
ベルンの駅から歩いて世界遺産となっている旧市街地を目指します。
ひたすら石畳が続くのですが、両側はアパートメントのようで、一階&地下部分はブテックになっていました。
まだ開店時間前の為、閉まっているお店ばかり。
ふと、トラムに乗ってしまえば、暖かく早い!!とは思いましたがせっかく来たのでやはり歩いて見てゆくことに(^_^.)
ベルンの観光の楽しみの一つが道の中央に立つ噴水。
いろいろなモチーフの像があり、そのデザインをひとつひとつ見てゆくのも楽しい。
また一つ一つに象徴している意味があるので、歴史的意味や背景を調べてみても面白いですよ。
しばらく歩いてゆくとお目当ての時計塔が見えてきました。
↑塔の裏側なので最初は別の時計塔かと勘違い
改めて正面に行くと…
…
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…
!
ベルン、そしてスイスのシンボル「ツイットグロッゲ(時計鐘塔)」!!
13世紀に建設され形を変えながらも時を刻んできたスイス最古の時計塔の一つ。
真下からの撮影。
時を知らせる鐘、塔の時計、仕掛け、天文時計はすべて一つの装置によって作動しており、時刻の他に曜日、日にち、月、星座も表しています。
近くで見ると本当に複雑なのがわかります。
時計塔横の建物。
なんだかもう中世さがすごい。
ベルンの象徴の「熊」の兵士の噴水と、遠くに見えるツィットグロッゲ。
ここ一番のキメ顔をしている私。
実際に目の前で見るとには「威風堂々」というよりは、皆に愛される「可愛らしいランドマーク」といった印象。
しかしながらぜんまい時計が着けられた1530年より約500年に渡り「時」刻み続けているのだから、この時計塔の前に立った瞬間、「時」に携わる者として神妙な気持ちになりました。
このツイットグロッゲ、そして整備をしてきた歴代の時計職人達、街の人々、時計に対する文化。そのすべてに尊敬の念を。
その後は旧市街に足を進め、中世ヨーロッパの空気を味わいました。
ベルンに来て感じたのは、機械式時計が刻む時というのはやはりいいなと。
もちろん私自身、ソーラーやクオーツ(電池)時計もしています。
用途やファッション、気分によって付け替えていますが…最近、機械式の出番が増えました。
手巻きでリューズを毎朝巻く。その感覚が、その時間が、ぜんまい時計が生まれてから、ずっと行われてきたことを考えるとなんだか愛おしいく思えます。
そしてそもそも自動巻きなので着けて動かしてやりたいし、それに巻いたからには着けてやろうと少し特別扱い。
では次回は時計の帝都ラ・ショードフォンと国際時計博物館です。
お楽しみに\(^o^)/
おまけ
お昼前になると多くのお店が開いていました。
迫力が 違いますね(笑)それに本当においしそうです。
お昼はベルンのミグロス(大型スーパー)でバイキングを。
私は少ないほうで、かなり年齢が言っているご夫婦がフライドポテトを山盛りにしていたり、さらに文字通り「積む」ように乗せているお兄さんなど、やっぱり食べる量が違うなぁとしみじみ思いました。
山盛りのポテトをムシャムシャ平らげてゆくのは、見ているこっちが気持ちよくなるくらいで(笑)
ではまた(^o^)/