時計が欲しい。
常にそう思ってしまいます。
スーツに合わせたい。
真っ白なTシャツに合わせたい。
泥だらけになりながらガシガシ使いたい。
シチュエーション、気分、ファッション。
その時々で、いろんな時計が欲しくなります。
さて、今回ご紹介するのは「MICHEL HERBERIN city automatic (ミッシェル・エルブラン シティ オートマティック)」
1669/07GO ¥88,000+tax
実はこのウォッチ、新作ではありません。
また現在ミッシェル・エルブランのホームページ上には掲載されておりません。
さらに言うのであれば、フランス本国での生産も終了したモデルです。
それでも、今回、紹介するには理由があります。
以前、このシティオートマティックシリーズは、発売されると、シンプルながらもフレンチエレガントなデザイン、スイス製ムーブ、そして10万円を切る価格帯という完成度の高さから高い人気を博しました。
オガワ本店でも多くのお客様にお選びいただき、機械式時計が初めての方にも、もちろんウォッチマニアの方にも愛された時計です。
しかしその後、フランスでの生産終了が決まり、惜しまれながらも消えていったのでした。
でも…
そのウォッチが…
今ここに、あるっ!!
先日、ミッシェル・エルブランの担当さんが「面白いものが…」と持ってきたのが、このシティ オートマティック。
正直、興奮しました。
「あ、あれじゃん」って!!
詳しく聞いてみると、シリーズの最後に入荷したモデルが保管庫で眠っており、今回発見されたとのこと。
なるほど。
販売終了が決定すると、どうしても店舗でもメーカーでも新しい方をと思いますからね。
それは仕方ないことです。
しかし、このシティは、私が一目ぼれしたウォッチ!!
オガワでご紹介しない訳にはいかない!!!
ミッシェル・エルブランではめずらしい柔らかなクリーム色の文字盤に、タイプライター書体のようなスマートな数字インデックス。
フレンチヴィンテージ風の良い味。
これはブラウンのストラップの「経年変化」も楽しみの一つでしょうね。
裏はシースルーバック。
機械の鼓動を目で楽しむことが出来ます。
ローターにはエルブランのロゴ入り。
高価格帯のウォッチと違い、ムーブメント(内部機械)に装飾はされておりませんが、それが逆にこのシティの「実用・相棒」といった雰囲気をあげてくれ、頼もしささえ感じます。
腕につけてみてもgood。
40mmケース。
しっかりと主張しながらも、シンプル顔なのでさり気なくつけられます。
さて、生産終了モデルなので、オガワ本店はご紹介できるのはこの今回到着した一本のみです。
まぁ、普通だったら、そのような時計は紹介しませんね。
でも、今回は私が欲しいと思いました。
これが最後の一本というのが惜しいと思いました。
そういうわけで、心からおすすめさせていただきます。
もちろん、 ミッシェル・エルブランからは3年間の保証がつくので安心してお使いいただけます。
…私は以前、一番最初にこの時計を見たとき、一人旅につけて行きたいと思いました。
どこに行こうか、どんな靴を、どんな鞄を…時計一本で、心が躍ります。
あなたの大切な時をこの”シティ”で刻んでみてはいかがですか?
オガワ本店でお待ちしております。