先日、ご紹介したオリス ビッグクラウン ブロンズ ポインターデイト(¥319,000)の追加リポートです!
因みにこのモデル、私、上級ウォッチコーディネーターの大島も購入しております!
いわゆる、一目ぼれです。
…実はずっと恋焦がれていたということもあります。
私、時計好き、時計の専門担当として色んな時計を見てきています。
まぁ、その中で、人生の中で、この時計が欲しいというのはいくつかあるんですね。
その一つが”ブロンズ”ウォッチ。メッキともゴールド(金)とも違う落ち着いているアンティーク調の質感、そして何より経年変化することにより自分だけのウォッチになっていくという特別感。
ただ、私が時計担当になった10年ほど前は、ブロンズウォッチ自体が少ないのと、そしてどれもハイブランドばかりで50万~100万以上のものが多く、雑誌で見てはため息をつき、憧れていました。
そして2018年、この80thアニバーサリーモデルの発表。
もう鳥肌でした。当時、ダイバーのごついブロンズモデルが多い中で、クラシカルなパイロットタイプ、そして20万円台という価格帯。…さっすが、オリス!わかってるなぁ!と雑誌を見ながら唸ったものです。
そして2022年。オガワでの本格導入が決定し、商品を選ぶ中で、今年の新作に…今回ご紹介するバンドまでフル「ブロンズ」との出会い!!
歓声!
これは私がまず着けてお客様にご紹介をしろという天命に違いないと、即決で購入しました( ・`д・´)
それでは実際着けてみて、良かった点、予想外の点などもございましたのでお伝えいたします!
今までほぼステンレススチールの時計しかしたことがなかったので、このブロンズの輝きに最初は少しドギマギ。
ただ着けていると、着けこなすというか、こなれてくるというか、しっくりしてきますね。
さらに、今まで以上に、ネクタイやシャツ、スーツのカラーリングの合わせを意識するようになりました。
ただ、休日には白ティーにざっくりこの時計を着けても、アクセントになって高級感も出ていたので、オールラウンダーとして使えるウォッチです。
さて…一番気になる点の経年変化と思います…
まずは最初の状態。
ブロンズモデルは、汗や皮脂などに反応してしまうので、販売時にもすべてパッキングした状態となっております。
ホームページの写真に近い優しいゴールドカラー
約一週間後、やや黄色味が強くなり、輝きが落ち着いてきた印象。感想としては「少し変わってきたかな」といった程度。
さらに10日後、銅の色合い・艶が強くなってくる
場所により黒系の色も出てくる。
約一か月後、形状に合わせての色の陰影が強くなりアンティークの様な風合いが。
光の当たり様によって色味がグラデーションしているようにも見える
現段階でこのような感じに変化してきています。
これ、本当に楽しいです。
ふとした瞬間に気が付くんですよね、「あれ?いい感じにまた変わった気がする」って。
それで改めて店頭の新品と色合いを比べてみるのですが、その度に「あぁー、かっこいい」としみじみ感じます。
最終的には薄く緑色も入って艶めいてくれれば嬉しいですね(・`д・´)
因みに、銅なので家庭用のクエン酸で拭き上げることで、元の優しい輝きに戻ります。変化前がお好きな方は定期的にお掃除をすることで、最初の輝きを保つこともできますよ。
そして、思いがけない注意点を
手首に色が付きます。ブロンズの反応ゆえなのですが、1週間~3週間くらいが特に広範囲&濃いめについてましたね。一か月を超えた時点で、そういえばあまりつかなくなったなといった感じ。
もちろん洗えば綺麗になりますし、私はあまり気にしないタイプなので、帰ってからシャワーで一緒に流してしまっていました。
ただ、肌の弱い方や、夏場に着け始める方は注意が必要かもしれません。これもこの時計のクセと割り切って着けられるかたにはおススメです。
また、このブロンズにはバンドが革タイプもございますので、そちらであればここまでの反応は出ないので安心ですよ。
完成形であり、そして変化の途中でもあるという、愛着しか湧かないオリス ビッククラウン ブロンズ ポインターデイト。
今回は素材の点ばかりに焦点を当てましたが、コインエッジの風格、コブラ針の艶、蓄光の美しさ、ポインターデイトのデザインなど本当に魅力あふれるウォッチです!
ぜひぜひ、店頭にて実物をごらんくださいませ。また私、大島の出勤時なら、この変化後のポインターデイトもご覧いただけますので、そちらも気になる方は、ご来店前にご連絡を!
またオガワ本店では4月15日(金)より”スプリングウォッチフェア”を開催いたします!
オリスの発表会もかねており、このフェア限定のお買い上げ特典もございますので、どうぞお楽しみに!!