「グラデーション」とは「連続的・段階的に色調が変化する表現」。
自然の山々、海、水面、空、光、その他、様々な景色の目で見て、心に届く「美しさ」とは、グラデーションがあるからこそではないかとさえ思います。
ちなみにグラデーションの美術的技法は、中国の唐代に生まれ、日本には奈良時代前期には入って来ており、今期の大河ドラマでも話題の「浮世絵」にも欠かせない技術。
そしてその浮世絵は19世紀末、ヨーロッパの画家たちに大きな影響を与えたことは有名ですね。
美しい表現は、時と国、文化を超え続いてゆきます。
さて、前置きが長くなりましたら、今回ご紹介するのは「エルブラン カプカマラ オートマティック」
グラデーションと光が、深みを持った美しさを生み出すウォッチです。
1645B16 ¥184,800 40.5㎜ オートマチック
※以前は「ケイプカマラ」と日本語では表記されておりましたが、現在は「カプカマラ」となっています。
このカプカマラ、70年代の時計のヘリレージデザインからインスパイアされ、名前の由来にもなっている南フランスの海岸をイメージして作成されたウォッチで、文字盤のボーダーはマリンルック、ケースは船の窓を表現。
ちなみにカプカマラのフラッグシップモデルは海の美しさを表現した青文字盤、そしてフランスウォッチならではのトリコロールカラーなどのバリエーションがあります。
しかし…今回はご紹介するのは…グリーン。深緑を感じさせる大人にこそ、おすすめしたい一本。
中心が明るく、縁にかけて暗くグラデーションしています。
光のあたり様によって、緑の木々の中を風が吹き抜けるように盤面の表情を変えます。
ベゼルが無機質な仕上げが、文字盤のグリーンをより美しく強調しています。
ケースの厚さは10.35mm。
スーツスタイルでも邪魔にならずスマートに。
裏面はシースルーバック。
機構の美しさを目で楽しむことができます。
※写真のローターのロゴは以前のモデルのものです。現在発売中のモデルは「HERBELIN」表記の現行のロゴとなります。
バンドはしっかりとした質量で作り上げ、仕上げられており、美しいだけでなく、耐久性もあります。
ステンレスの無垢なのでずっしりとした重さ。
機械式時計を着けているという満足感がありますね。
シンプルな3針タイプは、年齢・シーンに関係なく、長くご愛用いただけますので、初めての機械式時計にも、時計好きの方にも自信を持っておすすめできるモデルです。
是非店頭で実物を手に取って頂き、光がグラデーションのグリーンの文字盤を綺麗に走る様をご覧ください!
ご来店を心よりお待ちしております。