2016スイス紀行③ ~ラ・ショード・フォン①~
2016.3.16~3.17
ベルンからラ・ショード・フォンまでは電車で約一時間。
ラ・ショード・フォンより山間部にある為、向うにつれ雪が多くなってゆきます。
途中のヌー・シャンテルの街並みを車窓から。
ようやく到着し、ホテルの窓から。
風というより空気自体が本当に冷たく、スマホに表示されてる体感温度は-6℃。
当たり前に…寒い…痛い!!
街の中心部にある観光協会で、ラ・ショード・フォンの情報集め。
親切丁寧に教えていただけたので助かりました(*^_^*)
いよいよ「国際時計博物館」へ!
国際時計博物館の創立は1902年。
日時計から原子時計まで実に3000点以上のコレクションがあり、また「古時計修理センター」や各専門分野の研究者を対象にした「スタディ・センター」も併設しています。
お客様の西村様に頂いた「時の歯車」も里帰り(?)です。
実際この本に書いてある施設に入ると思うと、ドキドキです。
メインホールからいよいよ館内へ
巨大な歯車のオブジェに圧倒されます。
通路横には視聴覚用の多目的ホール。
壁面には時の偉人たちを表す巨大な壁画が。
通路を抜けると、これまで人類が歩んできた「時」のすべてがそこにありました!!
国際時計博物館はお伝えしたいことがたくさんありますので二回に分けてレポートいたします。
次回、「ラ・ショード・フォン②」をお楽しみに\(^o^)/
おまけ
ラ・ショード・フォンの駅前にて。
奥が私が頼んだ「アメリカンサンド」。
手前のが社長が頼んだ「ソーセージ」。
いや…ソーセージだけども… 全体の量に度肝を抜かれました。
また私のアメリカンサンドの中にもフライドポテトがたっぷりとサンドしてありました。
本当にジューシーで美味。
ただ、毎回オーダーした後に、思うのですが、メニューのシンプルさと実際の量のギャップがありすぎる(V)o¥o(V)
それではまた次回(^_^)/~
ロイヤル・アッシャーダイヤモンドフェア開催中!!
いよいよ本日4月21日から23日までの三日間にわたり、オガワ本店にてロイヤルアッシャーフェアが開催中!!
会場は本店地下フロアですが、1階フロアでもロイヤルアッシャーフェアを前面にアピール!!
大きいバナーを中央に置いてます。
これがあるだけで「フェア」という感じがして、私たちも気持ちが高まります。
階段を下りて地下フロアに行くと…すべてロイヤル・アッシャージュエリー!!
「白い高貴な輝き」を放つロイヤルアッシャーダイヤモンド。
一つ一つが一級品です。
本当にじっくりと時間をかけてご覧いただきたいです。
午後2時から4時くらいが一番込み合いますので、それ以外の時間だと落ち着いてみることが出来ると思います。
今、日本で最もロイヤルアッシャーダイヤモンドジュエリーがあるのが、オガワ本店です。
期間中、ロイヤルアッシャージュエリーお買い上げのお客様にはロイヤルアッシャーロゴ刺繍入りハンカチをプレゼント。
二年ぶりとなったロイヤル・アッシャー・ダイヤモンドフェア。
最高のジュエリーをご用意してお待ちしております。
2016 スイス紀行② ~チューリヒ→ベルン~
今回もスイス紀行の続きとなります(^_^)/
2016.3.16
スイス二日目はそのままラ・ショード・フォンに向かう予定でしたが、日程を変更して首都ベルンに向かうことに。
早朝、チューリヒを出て、ベルンへ向かいます。
雪が舞う中、電車は高速で進んでいきます。
チューリヒから一時間ほどでスイスの首都ベルンに到着です。
やはり寒い(*_*)
急いでダウンベストを取り出し着込みます。
まだ午前九時前ですので駅から出ると人通りも少なかったです。
ベルンの駅から歩いて世界遺産となっている旧市街地を目指します。
ひたすら石畳が続くのですが、両側はアパートメントのようで、一階&地下部分はブテックになっていました。
まだ開店時間前の為、閉まっているお店ばかり。
ふと、トラムに乗ってしまえば、暖かく早い!!とは思いましたがせっかく来たのでやはり歩いて見てゆくことに(^_^.)
ベルンの観光の楽しみの一つが道の中央に立つ噴水。
いろいろなモチーフの像があり、そのデザインをひとつひとつ見てゆくのも楽しい。
また一つ一つに象徴している意味があるので、歴史的意味や背景を調べてみても面白いですよ。
しばらく歩いてゆくとお目当ての時計塔が見えてきました。
↑塔の裏側なので最初は別の時計塔かと勘違い
改めて正面に行くと…
…
…
…
!
ベルン、そしてスイスのシンボル「ツイットグロッゲ(時計鐘塔)」!!
13世紀に建設され形を変えながらも時を刻んできたスイス最古の時計塔の一つ。
真下からの撮影。
時を知らせる鐘、塔の時計、仕掛け、天文時計はすべて一つの装置によって作動しており、時刻の他に曜日、日にち、月、星座も表しています。
近くで見ると本当に複雑なのがわかります。
時計塔横の建物。
なんだかもう中世さがすごい。
ベルンの象徴の「熊」の兵士の噴水と、遠くに見えるツィットグロッゲ。
ここ一番のキメ顔をしている私。
実際に目の前で見るとには「威風堂々」というよりは、皆に愛される「可愛らしいランドマーク」といった印象。
しかしながらぜんまい時計が着けられた1530年より約500年に渡り「時」刻み続けているのだから、この時計塔の前に立った瞬間、「時」に携わる者として神妙な気持ちになりました。
このツイットグロッゲ、そして整備をしてきた歴代の時計職人達、街の人々、時計に対する文化。そのすべてに尊敬の念を。
その後は旧市街に足を進め、中世ヨーロッパの空気を味わいました。
ベルンに来て感じたのは、機械式時計が刻む時というのはやはりいいなと。
もちろん私自身、ソーラーやクオーツ(電池)時計もしています。
用途やファッション、気分によって付け替えていますが…最近、機械式の出番が増えました。
手巻きでリューズを毎朝巻く。その感覚が、その時間が、ぜんまい時計が生まれてから、ずっと行われてきたことを考えるとなんだか愛おしいく思えます。
そしてそもそも自動巻きなので着けて動かしてやりたいし、それに巻いたからには着けてやろうと少し特別扱い。
では次回は時計の帝都ラ・ショードフォンと国際時計博物館です。
お楽しみに\(^o^)/
おまけ
お昼前になると多くのお店が開いていました。
迫力が 違いますね(笑)それに本当においしそうです。
お昼はベルンのミグロス(大型スーパー)でバイキングを。
私は少ないほうで、かなり年齢が言っているご夫婦がフライドポテトを山盛りにしていたり、さらに文字通り「積む」ように乗せているお兄さんなど、やっぱり食べる量が違うなぁとしみじみ思いました。
山盛りのポテトをムシャムシャ平らげてゆくのは、見ているこっちが気持ちよくなるくらいで(笑)
ではまた(^o^)/
2016 スイス紀行① ~プロローグ 成田→チューリッヒ~
こんにちは!
オガワ本店ウォッチコーディネーター大島です!
ちょうど、一カ月前の3月15日から一週間にわたり、スイス&バーゼルワールドに行ってまいりました。
社長と二人、男二人旅です。
今回からはその報告をさせていただきます。
また昨年とは違う場所、物をたくさん見てきました!!
楽しんでいただければと思います(^_^)/~
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2016.3.15
成田空港を11:10発のスイスナショナルエアラインで飛び立ち、現地時間の15時50分にチューリッヒ国際空港に到着。
時差は約八時間。
搭乗時間は12時間40分。
まぁ、半日は機内(*^_^*)
いきなり話はそれますが、私は仕事に限らず、長時間の移動があるときの楽しみがあります。
「本」です。
もう選んでいる時からワクワクしてしまい、今回も何を持ってゆくか迷いに迷いました。
ちなみに前回はフランス・パリということで、青春時代をパリで過ごし、その時の思いも綴ってある芸術家「岡本太郎氏」の「自分の中に毒を持て」を持ってゆきました。
この本は岡本氏の魂、精神の髄をわかりやすい言葉で熱く、時に優しく語りかけてきます。初めての出張で緊張している自分の背中を押してくれるよう選んだのを覚えています。
今でも迷ってたり、悩んでたり、そんな時にふと開いてしまう本です。
おススメですので興味がある方は是非読んでみてくださいね(^_^)/~
さて話を戻しますが、今回、最終的に自分で選んだのではなく、お客様に頂いた本を持っていきました。
私のスイス行を知り、「ぜひ読んだ方がいいから」とプレゼントして頂いたのがこの本です↓
宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999などを手掛けた日本を代表する漫画家・松本零士氏の「時の歯車」。
後々、ご報告いたしますが今回はラ・ショード・フォンにある「国際時計博物館」にも行っているんです。
そしてこの本の中でも松本氏が実際にスイス各地の時計工房や国際時計博物館を訪れ、感想を記しています。
※写真は国際時計博物館にて
この本を読んで驚くべきは松本氏の時計に対する知識と愛。
時計の歴史も体系的に纏められており、わかりやすく読みやすい。
また松本氏自身が好きなウォッチブランド、ウォッチに対する情熱をひしひしと感じます。
特にパーツ取り用に同じモデルの時計何本もを収集している話などは流石はコレクターだと感じると同時に、これが本物の「時計好き」というものかと恐れさえ抱きました。
ただスイス行きの機内でこの本を読んで本当に良かったと思ったのは…
長い歴史をかけて、多くの人々が情熱を捧げ、知識を積み上げ、技術を磨き上げ、生み出され、そしてそれほどまでに愛され、求められるものが腕時計であるということを感じられたこと。
ウォッチに携わっているということを誇りに思うと同時に、スイスに乗り込んでいくぞっという気持ちがムクムクと膨れて、ただでさえ狭い座席をぎしぎしと揺らして武者震いしていました。
西村様、本当に素敵な本をありがとうございました!!
さて、その本のおかげもありあっという間にスイス到着。
ちなみに到着時、チューリッヒ国際空港は雨。
チューリッヒ中央駅まで約10分の直通の電車があります。
スイス鉄道は、時間に正確で車内も広くまったくストレスを感じさせません。
チューリッヒ中央駅&市街地↓
スイス国鉄時計は「モンディーン」。
腕時計の人気も高いですが、あのモダンなデザインがシックな駅舎にマッチしています。
チューリッヒ中央駅横。
駅内はいくつもの階層に広がり、ショッピングフロアが広がっていますが、外見はしっかりとした石造りで歴史を感じさせます。
市内の脇道の風景
メイン通りから細道に入ってゆくとヨーロッパならではの風景と出会います。
雨の石畳の匂い、反響する教会の鐘の音。
ホテルの窓からの景色
市内にはトラム(市電)が張り巡らされており、手軽に乗り降りできるので市民の足として欠かせないとか。
実際に乗った感想はまた後のブログにて。
ちなみに画像中央にあるドーム型の建物が中央駅です。
今回はここまでになりますが、またご報告いたしますのでお楽しみに(^_^)/~
チューリッヒ市街地の公園にて
教会の鐘の音を聞きながら
スケルトンという選択 ~ミッシェル・エルブラン~
本日からスイス視察やバーゼルワールドの様子をアップしてゆこうと思っていたのですが…その前にご紹介しなければならないウォッチがあります。
ニューポート ヨットクラブ オートマチック レディス
1655/SQ11 ¥335,000+税
自動巻き 世界限定100本
毎年、ミッシェル・エルブランからはメンズのスケルトンが出ておりましたが、今回はレディススケルトン。限定品です。
スケルトンというと、やはり強めのイメージを持っておりましたが、このニューポートはなかなかどうしてエレガント。
…毎度、この流れな気がしますが…
流石、ミッシェル・エルブラン。
シースルーバックからの眺めも美しく。
さて、「スケルトン」というデザインは3つの決まりがあると思います。(私個人の勝手な見解で)
まずは機械を肉抜きしてゆくのですから、その上で強度が保たれていなくてはいけません。
これは基本ですね。当たり前のことです。
次に、ただスケルトンというのではなく、時計の機械構造を見せるところは見せる!ということ。
歯車の動き、テンプの鼓動、ぜんまいの収縮など。
時計の機械構造はまるで小宇宙です。その動きをしっかりと目で楽しめてこそ「スケルトン」 。
そして最後に、「美しい」こと。
ただスケルトンでは…正直私は惹かれません。
スケルトン、装飾、デザインすべての美しさがあってこそ、意味があると考えます。
そして…そのすべてを満たすのが、このニューポートヨットクラブ オートマ スケルトン レディス!!
今まで、私自身、女性もののスケルトンをご紹介したことは、ほぼ無いのですが…これは自信を持っておすすめいたします!
特に、これからの爽やかな季節、このニューポートをつけてお出かけしていただきたい(^_^)/
春夏の日差しに、美しくエレガントに輝くニューポートヨットクラブ。
さりげなく、何気なく、軽やかに。
それでいて、確かなこだわりを感じさせる。
このウォッチは着ける女性をより深く魅力的に映します。