バーゼルワールド編~時計の祭典~
少し更新するのが遅くなってしまいましたが、いよいよフランス・スイス視察報告も後半へ突入いたします。
さて、今回の視察の目的は「M.エルブランの本社・工房」と「バーゼルワールド」でした。
そもそも「バーゼルワールド」?という方もいるでしょうからまずこれを↓
『バーゼル・ワールドBASEL WORLD(通称:バーゼル・フェア)』は、世界中から約2100の出展社が集まる、世界最大規模の時計と宝飾品の見本市です。
最新モデルが発表され、バイヤーたちの商談がおこなわれる時計・宝飾品業界注目の8日間は、業界関係者や報道陣などでバーゼルの街がいっぱいになります。
(スイス政府観光局公式ホームページより抜粋)
この建物がメイン会場…大きすぎる。
こっちは第二会場です。
メイン会場入り口
この先に入場ゲートがあるのですが、人人人でなかなかたどり着けなかったです。さすが世界最大の時計見本市。
ゲートを抜けて見えてくるのが…ロレックスです。
あまりに巨大で圧倒されました。
というより、バーゼルフェアそのものが巨大すぎます。
ワンフロアはそのまま街の様でしたし、各ブランドのブースはそのままで店舗、ブティックのようでした。
ちなみにロレックスは三階までありました。説明しづらいのですが一階フロア部分に三階建ての建物が入っているのです。
会場の巨大さをわかっていただけるでしょうか(^_^.)
各ブランドが、自分のカラーを前面に押し出したブースを展開しています。ウォッチ、ジュエリーだけでなく、ブースの外装内装にも目を奪われてしまいました。
世界のブランドの魅せ方に、もう興奮を通り越して感動、鳥肌、失神です。
そして、いよいよメイン会場2階のミッシェル・エルブランのブースへ
木をベースにしたシックな2階建てのブースです。
壁面は今年の新作をはじめ数々のウオッチが飾られています。
詳しい様子などは次回の更新でご報告いたします。
それではまた(^^)/
おまけ
ライン川を背に、バーゼルの旗の下で
ライン川を見つめる私
ドールオガワ楽天市場店でエルブラン取り扱いスタート
更新がたびたび遅くなり申し訳ありません(=_=)
さてさて最近、ドールオガワ楽天市場店でもミッシェル・エルブランの取り扱いを始めました!
店舗に置いてある商品と比べればまだまだ少ないのですが、オガワが誇る名キャメラマンがいろんなアングルで撮影したウオッチの画像やスペックの詳細を見ることができます。
随時、更新してゆくのでドールオガワ楽天市場店もよろしくお願いいたします。
そしてさらに現在、オガワのみで取り扱っているモデルも是非ネットでご紹介したいと思いその準備をしております。
オガワのみで取り扱っているモデルって?と思った方いるでしょうね。
ご存知の方もいるでしょうが、ミッシェル・エルブランジャポンさんができる一年前に当店はフランスから直輸入でミッシェル・エルブランの取り扱いを始めておりました。
現在はミッシェル・エルブランジャポンさんを通してお客様にご紹介していますが、それ以外に日本では取り扱っていないけど、デザインが気になるものや、「これは是非、ご紹介したい!!」というモデルがあります。
それをオガワのみでご紹介させていただく。
それがオガワ本店取り扱いモデルです!
ミッシェル・エルブランを取り扱っている店舗は現在30店舗以上ありますが、オガワ本店だからこそお買い求めいただけるモデルもあるのです。
昨日入ってきたモデルがこちら
文字盤、バンドの色が通常取り扱いモデルと異なっています。
写真だとわかりづらいのですが文字盤に薄くラメのような加工が施されており、メンズでありながらその美しさに惹かれました。後日、レディースも入荷予定です。
このようにオガワ本店だからこそのモデルも多数ご用意しておりますので、ぜひご来店くださいませ(^^)/
視察旅行バーゼル編の続きは後日更新いたしますm(__)m
シャルクモン編~時計職人達の時間④~
前回に続き、ミッシェルエルブラン見学の様子です。
ピエール社長が進行工程を一つずつ、丁寧に説明してくれました。
今までに作成された部品が保管され、修理、オーバーホールに対応できるようになっています。
その数は膨大で部屋の中に納まりきらず、屋根裏にまで続くとか。
ベンジャミン氏の専用ルーム。広々としていて素敵。
さすが世界を飛び回る男、ベンジャミンらしい部屋です。
会議中にそっと…失礼しました。
この日は二日後に迫った「バーゼルワールド」の為に、社内は大忙し。
ウォッチ撮影機材。
しっかりとした撮影スタジオになっており驚きました。
社内の壁面にはデザイン画がディスプレイされていました。
パリのサントノーレもそうですが、さりげなくお洒落なんですよね。
※明度が暗く見えづらくて申し訳ありません。
「神は細部に宿る」といいますが、本当にそうです。
美しさを追及し、試行錯誤し、イメージを形にし、磨き上げ、作り上げ、「腕時計」として世界に送り出す。
人の思いと技術があってこそ生み出せるウォッチ。
私は常々「時計は時間を刻むものではなく、人生を刻むもの」だと考えておりますが、ミッシェル・エルブランは大切な人生を刻むにふさわしいブランドであると、改めて今回の視察を通して強く感じました。
さて、以上にてミッシェルエルブラン視察・シャルクモン編終了でございます。
つぎの更新からは第二部:バーゼルワールド編となります!!
お楽しみに(^^)/
シャルクモン編~時計職人達の時間③~
いよいよ、時計を組み立てている工房へ向かいます。
ずらりと並んだ作業台に向かって黙々と手を動かしていますが、皆さん目が合うと笑顔を見せてくれました。
息をしたら飛んでしまいそうなパーツを正確に組み上げてゆきます。
文字盤に針を取り付けているところ。正確でありながらも、どこかリズミカルに感じました。
多くの工程で厳重にチェックを重ねていました。
人の手による時計作りだからこそ完璧に仕上げてゆきます。
防水チェック
デザイナーさん。壁に積まれているのは今までにデザインしたウオッチの製図です。彼のイメージが我々のもとに「時計」として届いてると思うと感動です。
十五歳の男の子。時計の学校に通いながらエルブランでも働きながら学んでいます。
時計職人というと男性的なイメージでしたが、意外にも女性も多かったです。
見学はまだまだ続きますが、残りは次回の更新でアップいたします。
それではまた(^o^)/
追加
ミッシェル・エルブランジャポンの方たち。
この見学の前日よりシャルクモンで合流し、この後のバーゼルまで、本当にお世話になりました。
一人一人がプロフェッショナルで、仕事への情熱を強く感じます。
会社内のウインドウ
日本未取扱いモデルなども多くありました。今回は新作のほかにも、いくつか仕入れてきましたので届き次第ご報告いたします。
では(^_^)/
シャルクモン編~時計職人達の時間②~
シャルクモンのホテルに泊まり、いよいよミッシェル・エルブラン本社へ!
シャルクモン。穏やかな日差しが似合う街並み。
いよいよ本社が見えてきました。
二年前、初めて担当になって携わってきたエルブランの本社…
グーグルアースで見たエルブランの本社が目の前に!
感無量です(T_T)
大きな窓と白を基調にしたシンプルなデザイン。青空によく映えて美しい。
ちなみにこの日は3月17日ですがところどころに雪が残っていました。
本社前で。私、社長、ベンジャミン氏。
ベンジャミン氏には、エルブランとオガワとの出会いからずっとお世話になっています。気さくなナイスガイです。
受付にて。会社の中も白を基調にしており、爽やかさを感じる社内。
壁にはデザイン画やヨットの絵が。
マリンデザインも多いエルブランならではでしょうか。
受付よこのスペース。窓が大きいので本当に明るいです。
この後、昼食をとって工房見学へ向かいます。
レストラン前にて
ベンジャミン氏、小川社長、ピエール社長、私(大島)
ピエール社長も温かく迎えてくれました。
笑顔がとっても素敵な方です。
社長同士で話が大変盛り上がり、長年の友人のようでした。
次回は前半最大の見どころ、ミッシェル・エルブラン工房見学です!!
おまけ
ホテル目の前の湖畔。まだ氷が張っていますが朝日がキラキラと反射してきれいです。
奥に見えるのが宿泊したホテルです。シャルクモンは美しい自然に囲まれています。
ホテル前にて
それではまた次回の更新をお楽しみに(^o^)/